家族や恋人、友人が風邪をひいた時、どのような食事を作りますか?
おかゆは風邪のときの代名詞な食事ですが、おかゆばかりでは回復に必要な栄養素やエネルギーを補うことが出来ません。
風邪とひとくちにいっても様々な症状があります。
本記事では、症状別に適した食事をご紹介していきます。
症状別に必要な栄養素と食事
風邪をひいた時の食事には3つのポイントがあります。
・「消化がよい調理法」
・「水分をたっぷり含む食品と料理」
・「たんぱく質やビタミンが豊富な食品」
この3つを意識して食事を作りましょう。
また、風邪といっても発熱や鼻風邪、吐き気など種類があるので、3つのポイントだけでなくタイプに合わせて食事を作ることが大切です。
ここからは、症状別に適した食事を解説していきます。
発熱・悪寒
食事のポイント
失われやすい栄養素を取り入れた、消化に良い食事を!
高熱が出ている時は、食欲不振になりやすく、消化機能が低下するため食べる量が減ります。
その一方で、たんぱく質やナトリウム、ビタミンA・B1・Cなどの消費量は増えるため、栄養不足に陥ることもあります。
また、発熱により汗をかきやすいため、水や果物、汁物などで水分をとり、脱水症状を回避することも心掛けましょう。
汗をかくことで失われやすいナトリウムは、スポーツドリンクで摂取すると簡単ですね!
おすすめ料理ー2選ー
ひき始めや回復期によって食欲も変化していきます。
そこで、食欲ない(★)とやや食欲あり(★★)に分けて、おすすめ料理や食材を紹介します。
喉の痛み・咳
食事のポイント
刺激物を避け、喉の粘膜を強くする栄養素をとろう!
喉の痛みや咳がひどいと、食べ物を飲み込むのが困難なので、喉ごしがよい食事にしましょう。
また、香辛料や強い酸味は悪化させる恐れがあるので避けましょう。
粘膜に効く、たんぱく質とビタミンA・Cを摂取しましょう。
ドーナツやさつまいも、ゆで卵などパサパサしたものは、咳をひどくするため避けた方が良い...
おすすめの食事ー2選ー
症状の進行具合で、何も食べられない(★)~少し食べられる(★★★)を3段階でおすすめの食事を紹介します。
鼻風邪(鼻づまり・くしゃみ)
免疫力を高め、ウイルスに負けない食事を!
ラー油や香辛料などは、鼻の免疫の充血が悪化するため避けましょう。
免疫力を高める良質なたんぱく質やビタミンA・Cを摂取しましょう。
おすすめの食事
吐き気
食事のポイント
温かく、胃に優しい食事を!
はじめのうちは、食事を避け、水分補給を心掛けていきましょう。
症状が落ち着いたら、温かく、消化によい食事をしていきましょう。
酸味や濃い味、脂肪が多いものは吐き気を誘発する可能性があるので避けましょう。
オススメの食事ー2選ー
まとめ
体調不良になると、食欲がなくなり食事を疎かにしがちです。
しかし症状別に適した食事をとることで早期回復につなげることが出来ます。
是非、ラクに美味しく食べられる調理法を実践してみて下さい!
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